●風見鶏とは
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ヨーロッパの教会の建物や、住宅の屋根の上に鶏の形をしたものを取り付ける風向計のことです。
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実際は、魔除けとして取り付けられることが多いとされています。
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屋根の上部に取り付けるのが一般的で、上が鶏の形をしたもの、下が東西南北の四方を指すように十字架のような形になっています。
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鶏は警戒心が強いので魔除けとして使われるようになったとされています。
●風見鶏の由来
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聖書に、キリストが捕らえられた時に弟子が自分とキリストとの関係を否定しましたが、ちょうどその時に雄鶏が鳴いて、その鳴き声が警告を強く発したと感じて鶏の声の力強さが認識され、その時から鶏の鳴き声には魔除けの効果があるとされています。
●風見鶏の歴史
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風見鶏が使われ始めたのはメソポタミア文明の頃からという説があり、特にヨーロッパでは教会の屋根の上に取り付けられるようになりました。
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鶏だけでなく、ライオンやドラゴンなどの強そうな動物や伝承・神話における伝説上の生物、また、家の紋章などが取付けられるようになりました。
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古代ギリシャの時代からという説もあります。
●風見鶏の種類
鶏でもいろいろな鶏の種類があり、インターネット通販でも以下のような風見鶏が販売されています。
一番上の部分が以下のデザインになっています。
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